ITサービスマネージャ 2012年 午前2 問22
問題文
無線LANの規格であるIEEE 802.11b及びIEEE 802.11gに関する記述のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:IEEE 802.11b同士の最大伝送速度の方が、IEEE 802.11g同士の最大伝送速度よりも高速である。
イ:IEEE 802.11gの一つのアクセスポイントの配下に、IEEE 802.11bとIEEE 802.11gの両方の端末が混在できる。(正解)
ウ:いずれも屋外では利用できない。
エ:いずれも最大伝送速度は1Mビット/秒である。
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IEEE 802.11b/gの互換性【午前2解説】
正解の理由
イが適切です。IEEE 802.11gは、IEEE 802.11bとの下位互換性を持つ規格です。そのため、IEEE 802.11gのアクセスポイントには、802.11b端末と802.11g端末の両方を接続できます。
ただし、両規格の端末が混在すると、通信効率が低下する場合があります。802.11b端末との通信に対応するため、アクセスポイントが互換性を保つ制御を行うためです。
解法ステップ
- 802.11bと802.11gの最大伝送速度を確認します。
- 802.11b:最大11Mビット/秒
- 802.11g:最大54Mビット/秒
- 802.11gは802.11bとの互換性があることを押さえます。
- 選択肢の伝送速度や利用場所に関する記述も確認し、混在接続について述べたイを選びます。
選択肢別の誤答解説
- ア:誤りです。802.11bの最大伝送速度は11Mビット/秒、802.11gは54Mビット/秒なので、802.11gの方が高速です。
- イ:適切です。802.11gは802.11bとの下位互換性があり、同じアクセスポイントの配下に両規格の端末を接続できます。
- ウ:誤りです。802.11b/gだから屋外で一律に利用できない、ということではありません。実際の利用可否は、電波法令や利用環境、機器の仕様などによります。
- エ:誤りです。1Mビット/秒は802.11b/gの最大伝送速度ではありません。最大伝送速度は802.11bが11Mビット/秒、802.11gが54Mビット/秒です。
よくある誤解
- 規格の最大伝送速度と、実際の通信速度を混同する
最大伝送速度は規格上の値です。実際の通信速度は、電波状況や距離、接続端末数などによって低下します。 - 互換性があれば性能への影響はないと思う
端末を混在させて接続できても、旧規格への対応制御などで通信効率が下がる場合があります。 - 屋外利用の可否を規格名だけで判断する
屋外で利用できるかどうかは、規格だけでなく、法令や機器の条件を確認する必要があります。
補足コラム
802.11bと802.11gは、どちらも主に2.4GHz帯を利用します。802.11gは802.11bより高速で、802.11bとの互換性も備えています。
なお、ここでいう最大伝送速度は、電波上での理論値です。通信に伴う制御情報や電波干渉などがあるため、利用者が得られる実効速度は理論値より低くなります。
FAQ
Q. 802.11gのアクセスポイントに802.11b端末を接続できますか?
A. 接続できます。802.11gは802.11bとの下位互換性を持っています。
A. 接続できます。802.11gは802.11bとの下位互換性を持っています。
Q. 802.11b端末が混在すると、802.11g端末の速度も必ず最大11Mビット/秒になりますか?
A. 必ずその速度になるわけではありません。ただし、互換性を保つための制御などにより、ネットワーク全体の通信効率が低下することがあります。
A. 必ずその速度になるわけではありません。ただし、互換性を保つための制御などにより、ネットワーク全体の通信効率が低下することがあります。
Q. 802.11b/gの最大伝送速度はいくらですか?
A. 802.11bは最大11Mビット/秒、802.11gは最大54Mビット/秒です。
A. 802.11bは最大11Mビット/秒、802.11gは最大54Mビット/秒です。
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