ITサービスマネージャ 2014年 午前2 問02
問題文
JIS Q 20000-1において、サービスレベル管理は、サービスマネジメントシステム(SMS)を構成するどのプロセスに属するか。
選択肢
ア:解決プロセス
イ:関係プロセス
ウ:サービス提供プロセス(正解)
エ:統合的制御プロセス
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サービスレベル管理のプロセス分類【午前2解説】
正解の理由
JIS Q 20000-1では、サービスマネジメントシステム(SMS)のプロセスをいくつかのグループに分類しています。サービスレベル管理は、顧客と合意したサービスレベルを設定・監視・報告するプロセスであり、「サービス提供プロセス」に属します。
したがって、正しい選択肢はウです。
解法ステップ
- 問題が尋ねているのは、サービスレベル管理の目的ではなく、SMSにおけるプロセスの分類です。
- サービスレベル管理は、サービスの提供状況が合意した水準を満たしているかを管理します。
- サービスの品質や提供状況に関わる管理なので、「サービス提供プロセス」に分類します。
選択肢別の誤答解説
-
ア:解決プロセス
インシデント管理や問題管理など、サービスの中断・低下への対応や原因究明に関係するプロセスです。サービスレベル管理の分類ではありません。 -
イ:関係プロセス
顧客や供給者との関係を管理するプロセスです。サービスレベル管理は顧客との合意に関わりますが、分類上は関係プロセスではなく、ウのサービス提供プロセスです。 -
ウ:サービス提供プロセス
サービスレベル管理が属するプロセスです。サービスの提供状況や品質を管理するプロセス群です。 -
エ:統合的制御プロセス
構成管理や変更管理など、サービスマネジメントを横断的に制御するプロセスに関係します。サービスレベル管理の分類ではありません。
よくある誤解
- 顧客とサービスレベルを合意するため、「関係プロセス」に分類されると思いがちです。分類では、顧客との関係そのものではなく、サービスの提供水準を管理する点に注目します。
- サービスレベル管理を、障害発生後の対応を扱う「解決プロセス」と混同しがちです。サービスレベル管理は、サービスの水準を継続的に管理するプロセスです。
- 「サービス提供プロセス」は実際にサービスを提供する作業だけを指すと思いがちですが、サービスの品質や提供状況を管理するプロセスも含みます。
補足コラム
JIS Q 20000-1は、ITサービスマネジメントシステムの要求事項を定めた規格です。プロセスの分類を問われた場合は、各プロセス名と役割をセットで覚えると整理しやすくなります。
サービス提供プロセスには、サービスレベル管理のほか、サービス報告、サービス継続及び可用性管理、容量管理などが含まれます。
FAQ
Q. サービスレベル管理では、何を管理しますか?
A. 顧客と合意したサービスレベルを定め、その達成状況を監視・評価し、必要に応じて改善します。
A. 顧客と合意したサービスレベルを定め、その達成状況を監視・評価し、必要に応じて改善します。
Q. サービスレベル管理とインシデント管理はどう違いますか?
A. サービスレベル管理はサービスの提供水準を継続的に管理します。インシデント管理は、サービスの中断や品質低下をできるだけ早く回復させることを目的とします。
A. サービスレベル管理はサービスの提供水準を継続的に管理します。インシデント管理は、サービスの中断や品質低下をできるだけ早く回復させることを目的とします。
関連キーワード: JIS Q 20000-1、サービスマネジメントシステム、サービス提供プロセス、サービスレベル管理、インシデント管理

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