ITサービスマネージャ 2022年 午前2 問04
問題文
ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオとサービス・カタログとの関係の説明のうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:サービス・カタログは、サービス・ポートフォリオで管理するサービスのうち、稼働中の全てのサービスを記載したものである。(正解)
イ:サービス・カタログは、一つのサービス・ポートフォリオに対して一つであり、1対1に対応している。
ウ:サービス・ポートフォリオで管理するサービスのうち、稼働中及び開発中のサービスをサービス・カタログに記載する。
エ:廃止済みサービスは、顧客への告知のためにサービス・カタログには残すが、サービス・ポートフォリオからは削除する。
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サービス・ポートフォリオとカタログ【午前2解説】
正解の理由
サービス・ポートフォリオは、サービス提供に関する情報を管理する全体的な枠組みです。提供前のサービス、稼働中のサービス、廃止済みのサービスを含みます。
一方、サービス・カタログは、サービス・ポートフォリオのうち、顧客に提供している稼働中のサービスを記載したものです。したがって、稼働中の全サービスを記載するというアが適切です。
解法ステップ
- サービス・ポートフォリオが、サービスの全体を管理するものだと確認します。
- ポートフォリオには、サービスのライフサイクルに応じて、開発中・稼働中・廃止済みのサービスが含まれると整理します。
- サービス・カタログは、その中でも稼働中のサービスを記載するものと判断します。
選択肢別の誤答解説
- ア:適切です。サービス・カタログには、サービス・ポートフォリオで管理するサービスのうち、稼働中のサービスが記載されます。
- イ:誤りです。サービス・ポートフォリオとサービス・カタログが必ず1対1に対応するとは限りません。サービス・カタログは、利用者向けや技術者向けなど、目的に応じた複数のビューで管理できます。
- ウ:誤りです。開発中のサービスはサービス・ポートフォリオの「サービス・パイプライン」で管理されます。通常、稼働中のサービスを記載するサービス・カタログには含めません。
- エ:誤りです。廃止済みサービスはサービス・カタログには記載しませんが、履歴などを管理するため、サービス・ポートフォリオには含まれます。
よくある誤解
- ポートフォリオとカタログを同じものだと考える
サービス・ポートフォリオは全体、サービス・カタログは稼働中のサービスを記載する一部です。 - 開発中のサービスもカタログに載ると考える
開発中のサービスはサービス・パイプラインで管理されます。 - 廃止したサービスはポートフォリオから削除されると考える
廃止済みサービスも、サービス・ポートフォリオで管理されます。
補足コラム
ITILでは、サービスの状態に応じて、ポートフォリオ内の管理領域を区別します。提供前のサービスは「サービス・パイプライン」、稼働中のサービスは「サービス・カタログ」、廃止済みのサービスは「廃止済みサービス」として扱います。サービスのライフサイクルを問う問題では、この区分を押さえておくと判断しやすくなります。
FAQ
Q. サービス・カタログはサービス・ポートフォリオに含まれますか?
A. はい。サービス・カタログは、サービス・ポートフォリオのうち稼働中のサービスを扱う部分です。
A. はい。サービス・カタログは、サービス・ポートフォリオのうち稼働中のサービスを扱う部分です。
Q. サービス・カタログに開発中のサービスが載ることはありますか?
A. ITILの基本的な区分では、開発中のサービスはサービス・パイプラインで管理し、サービス・カタログには含めません。
A. ITILの基本的な区分では、開発中のサービスはサービス・パイプラインで管理し、サービス・カタログには含めません。
関連キーワード: ITIL、サービス・ポートフォリオ、サービス・カタログ、サービス・パイプライン、サービスマネジメント

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