ITサービスマネージャ 2023年 午前2 問06
問題文
サービス提供時間帯が毎日6時~20時のシステムにおいて、ある月の停止時間、修復時間及びシステムメンテナンス時間は次のとおりであった。この月のサービス可用性は何%か。ここで、1か月の稼働日数は30日であって、サービス可用性(%)は小数第2位を四捨五入するものとする。
〔停止時間、修復時間及びシステムメンテナンス時間〕
・システム障害によるサービス提供時間内の停止時間:7時間
・システム障害への対処に要したサービス提供時間外の修復時間:3時間
・サービス提供時間外のシステムメンテナンス時間:8時間
選択肢
ア:95.7
イ:97.6
ウ:98.3(正解)
エ:99.0
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サービス可用性の計算【午前2解説】
正解の理由
サービス可用性は、サービスを提供する予定の時間のうち、実際にサービスを提供できた時間の割合です。
このシステムのサービス提供時間は毎日6時から20時までの14時間なので、1か月のサービス提供予定時間は次のとおりです。
この時間帯に発生した停止時間は7時間です。一方、修復時間3時間とメンテナンス時間8時間は、どちらもサービス提供時間外なので、可用性の計算には含めません。
小数第2位を四捨五入して小数第1位までにすると98.3%です。したがって、該当する選択肢はウです。
解法ステップ
-
1日のサービス提供時間を求めます。
-
1か月のサービス提供予定時間を求めます。
-
サービス提供時間内の停止時間だけを差し引きます。
-
可用性を計算し、小数第2位を四捨五入します。
選択肢別の誤答解説
-
ア:95.7%
停止時間7時間に、修復時間3時間とメンテナンス時間8時間も加えて、合計18時間を停止時間として扱った場合に近い値です。どちらもサービス提供時間外なので、計算に含めません。 -
イ:97.6%
停止時間7時間に、サービス提供時間外の修復時間3時間も加え、合計10時間を差し引いた場合の値です。修復時間がサービス提供時間外であれば、可用性を下げる時間には含めません。 -
ウ:98.3%
サービス提供時間内の停止時間7時間だけを差し引いた値です。 -
エ:99.0%
サービス提供時間内の停止時間を、問題文の7時間とは異なる値として計算した場合などに生じる値です。サービス提供時間内の停止は7時間として計算します。
よくある誤解
-
修復にかかった時間はすべて停止時間に含める
可用性では、サービス提供予定時間内にサービスを提供できなかった時間が重要です。サービス提供時間外の修復時間は含めません。 -
メンテナンス時間は必ず停止時間に含める
メンテナンスがサービス提供時間外に行われているなら、サービス提供予定時間への影響はありません。 -
分母を1か月の全時間にする
分母は暦上の総時間ではなく、問題で定められたサービス提供予定時間です。
補足コラム
可用性の計算では、まず「サービスを提供する予定だった時間」を分母にします。そのうえで、その予定時間内に発生したサービス停止時間を差し引きます。
FAQ
Q. 修復時間と停止時間は同じですか?
A. 必ずしも同じではありません。修復時間がサービス提供時間外であれば、サービス可用性の計算上の停止時間には含まれません。
A. 必ずしも同じではありません。修復時間がサービス提供時間外であれば、サービス可用性の計算上の停止時間には含まれません。
Q. 小数第2位を四捨五入する場合、何桁まで表示しますか?
A. 小数第2位を四捨五入するので、小数第1位まで表示します。98.333…%は98.3%になります。
A. 小数第2位を四捨五入するので、小数第1位まで表示します。98.333…%は98.3%になります。
関連キーワード: サービス可用性、稼働率、サービス提供時間、停止時間、修復時間

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