合格となるべきロットが、抜取検査で誤って不合格となる確率のことを何というか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:合格すべきロットが不合格と判定される確率は「生産者危険」と呼ばれます。
- 根拠:生産者危険は、良品ロットが誤って不合格になるリスクを示し、生産者側の損失を意味します。
- 差がつくポイント:消費者危険は不良品ロットが合格になる確率であり、生産者危険と混同しないことが重要です。
正解の理由
「生産者危険」とは、実際には合格基準を満たしているロットが抜取検査で誤って不合格と判定される確率を指します。これは生産者にとって不利益な誤判定であり、品質管理における重要なリスク指標です。問題文の「合格となるべきロットが不合格となる確率」という条件に合致するため、正解はウの「生産者危険」です。
よくある誤解
消費者危険と生産者危険を混同しやすいですが、消費者危険は不良品ロットが合格と判定される確率であり、意味が逆です。
解法ステップ
- 問題文の「合格となるべきロットが不合格となる確率」を正確に理解する。
- 抜取検査におけるリスクの種類を確認する。
- 生産者危険は良品ロットの誤判定リスク、消費者危険は不良品ロットの誤判定リスクであることを思い出す。
- 選択肢の意味を照らし合わせて正解を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア: 合格品質水準
合格品質水準は許容できる不良率の上限を示す指標であり、誤判定の確率ではありません。
- イ: 消費者危険
消費者危険は不良品ロットが誤って合格となる確率であり、問題文の条件とは逆です。
- ウ: 生産者危険
合格ロットが誤って不合格となる確率であり、問題文の条件に完全に合致します。
- エ: 有意水準
有意水準は統計的検定における誤判定の許容確率ですが、抜取検査のリスク用語としては使いません。
補足コラム
抜取検査では、生産者危険と消費者危険のバランスを考慮して検査計画を立てます。生産者危険が高すぎると良品が不合格となり生産者の損失が増え、消費者危険が高いと不良品が市場に流出するリスクが高まります。これらを適切に管理することが品質保証の要です。
FAQ
Q: 生産者危険と消費者危険はどのように使い分けるべきですか?
A: 生産者危険は良品ロットの誤判定リスク、消費者危険は不良品ロットの誤判定リスクとして、検査計画の目的に応じて重視します。
Q: 有意水準は抜取検査で使われますか?
A: 有意水準は統計検定の概念であり、抜取検査のリスク指標としては通常使いません。
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