プロジェクトマネージャ 2012年 午前2 問07
問題文
過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに228日で完了してプログラム開発に入り、200本のプログラムのうち100本のプログラム開発を完了し、残り100本は未着手である。プログラム開発以降もモデルどおりに進捗するとき、プロジェクト全体の完了まで、あと何日かかるか。

選択肢
ア:140
イ:150(正解)
ウ:161
エ:172
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期間比による残作業日数【午前2解説】
正解の理由
問題で求めるのは、プロジェクト完了までの「日数」です。そのため、表の「工数比」ではなく「期間比」を使います。
要件定義からシステム内部設計までの期間比は、次のとおりです。
この3工程を228日で完了しているので、プロジェクト全体の期間は次のように求められます。
プログラム開発の期間比は0.11なので、全200本の開発にかかる期間は次のとおりです。
100本が完了し、残り100本は未着手です。残りのプログラム開発期間は、半分の22日です。その後のシステム結合テストとシステムテストにかかる期間も加えます。
したがって、プロジェクト完了まであと150日かかるため、イが正解です。
解法ステップ
-
完了済み工程の期間比を合計します。
要件定義からシステム内部設計までの期間比は0.57です。 -
全体の期間を求めます。
228日が全体の57%に当たるため、全体は400日です。 -
プログラム開発の残り期間を求めます。
プログラム開発の全期間は44日で、100本中100本が残っているため、残りはその半分の22日です。 -
後続工程の期間を加えます。
システム結合テストは44日、システムテストは84日です。 -
残りの日数を合計します。
日です。
選択肢別の誤答解説
-
ア:140日
残りのプログラム開発期間や後続工程の期間を正しく合計できていない場合に選びやすい値です。各工程の期間を全体期間400日に対する比率から計算し直してください。 -
イ:150日
残りのプログラム開発22日と、システム結合テスト44日、システムテスト84日を合計した値です。 -
ウ:161日
工程の期間比を使わず、工数比を使うなど、表の比率の種類を取り違えた可能性があります。日数を求める問題では期間比を使います。 -
エ:172日
プログラム開発の残り日数を半分にしない、または後続工程の期間を誤って計算した可能性があります。完了済みの100本分を残日数に含めないようにします。
よくある誤解
-
工数比と期間比を混同する
工数比は作業量の配分、期間比は日数の配分です。今回は「何日かかるか」を問われているため、期間比を使います。 -
200本中100本完了を、期間の半分と関係ないと考える
この問題では、プログラムの本数に応じて開発が進むモデルとして扱います。よって、100本完了ならプログラム開発期間の半分が残っています。 -
228日を全体期間とみなす
228日は要件定義からシステム内部設計までの期間です。全体期間ではありません。
補足コラム
各工程の期間比を合計すると1.00になります。今回のように全体期間が直接与えられていない場合は、完了済み工程の期間比から全体期間を逆算できます。
なお、工数比の合計も1.00ですが、これは作業量の配分です。期間を求めるときに工数比を使うと、正しい日数になりません。
FAQ
Q. なぜ全体期間は228日を0.57で割るのですか?
A. 228日が全体期間の57%に当たるためです。全体期間は「一部の期間 ÷ その期間比」で求められます。
A. 228日が全体期間の57%に当たるためです。全体期間は「一部の期間 ÷ その期間比」で求められます。
Q. システムテストの期間はなぜ84日ですか?
A. 全体期間400日に対する期間比が0.21だからです。日です。
A. 全体期間400日に対する期間比が0.21だからです。日です。
Q. プログラム開発以降の工程だけを合計すればよいのですか?
A. はい。すでに完了した工程は残日数に含めず、プログラム開発の残りと、その後の工程を合計します。
A. はい。すでに完了した工程は残日数に含めず、プログラム開発の残りと、その後の工程を合計します。
関連キーワード: 期間比、工数比、工程別期間、プロジェクト期間、進捗管理

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