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プロジェクトマネージャ 2020年 午前2 問08


問題文

PMBOKガイド第6版によれば、プロジェクト・スケジュール・マネジメントにおけるプロセス“スケジュールの作成”のツールと技法の特徴のうち、資源平準化の特徴はどれか。

選択肢

ア:アクティビティの開始日と終了日を調整するので、クリティカル・パスが変わる原因になることが多い。(正解)
イ:アクティビティは、属しているフリー・フロート及びトータル・フロートの大きさの範囲内に限って遅らせることができる。
ウ:アクティビティを調整しても、クリティカル・パスが変わることはなく、完了日を遅らせるようなこともない。
エ:スケジュール・モデル内で、論理ネットワーク・パスにおけるスケジュールの柔軟性が評価できる。

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資源平準化【午前2解説】

正解の理由

資源平準化は、限られた資源の使用量が特定の期間に集中しないよう、アクティビティの開始日や終了日を調整する技法です。
資源の都合による調整では、アクティビティを当初の予定より後ろにずらすことがあります。その結果、クリティカル・パスが変わったり、プロジェクトの完了日が遅れたりすることがあります。この特徴を述べているのはアです。

解法ステップ

  1. 問われている技法が「資源平準化」であることを確認します。
  2. 資源平準化は、資源の制約に合わせてアクティビティの開始日・終了日を調整する技法だと押さえます。
  3. 調整によってクリティカル・パスや完了日が変わる可能性を述べた選択肢を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • ア:正解です。資源の制約に応じて開始日や終了日を調整するため、クリティカル・パスが変わることがあり、完了日が遅れる場合もあります。
  • イ:フリー・フロートやトータル・フロートの範囲内でアクティビティを遅らせる説明です。これは、クリティカル・パスや完了日への影響を抑える「資源平滑化」の特徴です。
  • ウ:資源平滑化ではなく、資源平滑化のようにクリティカル・パスや完了日に影響させない考え方に近い説明です。資源平準化はクリティカル・パスや完了日を変える可能性があります。
  • エ:論理ネットワーク上のスケジュールの柔軟性を評価する説明で、フロートの確認に関係します。資源平準化そのものの特徴ではありません。

よくある誤解

  • 資源平準化と資源平滑化を同じ技法だと思う:資源平準化は資源の制約を優先し、完了日が遅れることがあります。資源平滑化はフロートの範囲内で調整し、完了日への影響を避けます。
  • スケジュールの調整は必ず完了日を守れると思う:資源が不足している場合、資源平準化によって作業が後ろ倒しとなり、完了日が遅れることがあります。
  • クリティカル・パスは一度決まれば変わらないと思う:アクティビティの日程を変更すると、最長経路が変わり、クリティカル・パスが変化することがあります。

補足コラム

「平準化」と「平滑化」は、どちらも資源の偏りを調整する技法ですが、試験では完了日への影響が見分けるポイントです。
  • 資源平準化:資源の制約を優先して日程を調整します。クリティカル・パスが変わったり、完了日が遅れたりする可能性があります。
  • 資源平滑化:フリー・フロートやトータル・フロートの範囲内で調整します。クリティカル・パスや完了日に影響しないようにします。

FAQ

資源平準化を行う目的は何ですか?
資源の使用量が一時期に集中しないようにし、利用可能な資源の制約に合わせてスケジュールを調整することです。
資源平準化をすると、必ず完了日が遅れますか?
必ず遅れるとは限りません。ただし、資源の制約による調整が必要な場合は、クリティカル・パスが変わったり、完了日が遅れたりする可能性があります。

関連キーワード: 資源平準化、資源平滑化、クリティカル・パス、フリー・フロート、トータル・フロート
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