システム監査技術者 2020年 午前2 問19
問題文
公開鍵基盤におけるCPS(Certification Practice Statement)に該当するものはどれか。
選択肢
ア:認証局が発行するディジタル証明書の所有者が策定したセキュリティ宣言
イ:認証局でのディジタル証明書発行手続を代行する事業者が策定したセキュリティ宣言
ウ:認証局の認証業務の運用などに関する詳細を規定した文書(正解)
エ:認証局を監査する第三者機関の運用などに関する詳細を規定した文書
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CPS(認証実施規程)【午前2解説】
正解の理由
CPS(Certification Practice Statement)は、認証局(CA)がディジタル証明書を発行・管理する際の業務手順や運用方針を、具体的に定めた文書です。
したがって、認証局の認証業務の運用などに関する詳細を規定した文書であるウが該当します。
解法ステップ
- CPSの「Certification Practice Statement」を確認します。
- 「Practice Statement」は、認証局が認証業務をどのように実施するかを示す文書です。
- 選択肢のうち、認証局の業務運用の詳細を定めているウを選びます。
選択肢別の誤答解説
- ア:証明書の所有者が策定するセキュリティ宣言ではありません。CPSは認証局が定める文書です。
- イ:証明書発行手続を代行する事業者が策定するものではありません。CPSの主体は認証局です。
- ウ:認証局の認証業務に関する運用の詳細を規定した文書です。CPSの説明に該当します。
- エ:認証局を監査する第三者機関の運用を定めた文書ではありません。CPSは認証局自身の業務運用を定めます。
よくある誤解
- CPSを、証明書を利用する本人が作成する文書だと考えてしまうことがあります。CPSを策定するのは認証局です。
- CPSを、認証局を監査する機関の規程と混同しがちです。CPSは認証局の認証業務の運用を定めます。
- CPSとCP(Certificate Policy)を同じ文書だと思い込むことがあります。CPは証明書の利用や発行に関する方針、CPSはその方針を実施する具体的な手順を示します。
補足コラム
CPSとCPは、公開鍵基盤(PKI)における重要な文書です。簡潔に整理すると、CPは「どのような方針で証明書を発行・利用するか」、**CPSは「その方針を認証局がどのように運用するか」**を定めます。
FAQ
Q. CPSは誰が作成しますか?
A. 原則として、認証業務を行う認証局が作成します。
A. 原則として、認証業務を行う認証局が作成します。
Q. CPSにはどのような内容が記載されますか?
A. 証明書の発行・失効、本人確認、秘密鍵の管理など、認証局の業務運用に関する内容が記載されます。
A. 証明書の発行・失効、本人確認、秘密鍵の管理など、認証局の業務運用に関する内容が記載されます。
関連キーワード: CPS、CP、認証局、ディジタル証明書、公開鍵基盤、PKI

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