登録販売者 2019年 中国・四国 問11
問題文
医療機関で治療を受けている人等への医薬品の使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品を使用することによって症状が悪化したり、治療が妨げられることがある。
b 医療機関での治療は特に受けていない場合であっても、医薬品の種類や配合成分等によっては、特定の症状がある人が使用するとその症状を悪化させるおそれがある等、注意が必要なものがある。
c 医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、登録販売者において一般用医薬品との併用の可否を判断することは困難なことが多く、その薬剤を処方した医師若しくは歯科医師又は調剤を行った薬剤師に相談するよう説明する必要がある。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正(正解)
2:a:正、b:正、c:誤
3:a:正、b:誤、c:正
4:a:誤、b:正、c:正
5:a:誤、b:正、c:誤
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医療機関で治療中の人への情報提供【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:治療中の人や特定の症状がある人には、一般用医薬品で症状が悪化したり、治療が妨げられたりすることがあります。
1は、a・b・cがすべて正しい組合せです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章の「医療機関で治療を受けている人等」です。
解法ステップ
- aの「症状が悪化」「治療が妨げられる」は、一般用医薬品の使用で起こり得ることを確認します。
- bは、「医療機関で治療を受けていない人」でも、特定の症状がある場合には注意が必要だとする記述です。
- cの「併用の可否を判断することは困難なことが多い」「処方した医師・歯科医師または調剤した薬剤師に相談」は、手引きの説明と一致します。
- a・b・cがすべて正しいため、正しい組合せは1です。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しいです。
医療機関で治療を受けている人が一般用医薬品を使うと、症状が悪化したり、治療の妨げになったりすることがあります。治療薬との成分の重複や相互作用が起こる場合もあるため、使用前の確認が大切です。aを誤りとする組合せは、aの正誤を取り違えています。 -
b 正しいです。
医療機関で治療を受けていなくても、医薬品の種類や配合成分によっては、特定の症状を悪化させるおそれがあります。注意が必要なのは、治療中の人だけではありません。bを誤りとする組合せは、bの正誤を取り違えています。 -
c 正しいです。
医療機関や薬局で交付された薬剤を使っている人について、登録販売者が一般用医薬品との併用の可否を判断するのは難しいことが多いです。そのため、薬剤を処方した医師・歯科医師、または調剤した薬剤師に相談するよう説明します。cを誤りとする組合せは、cの正誤を取り違えています。
よくある誤解
-
「治療を受けている人だけが注意対象」と考える誤り
bのように、治療中でなくても、特定の症状がある人は注意が必要な場合があります。 -
「登録販売者が併用の可否を判断する」と考える誤り
cでは、判断が難しいことが多いため、処方した医師・歯科医師や調剤した薬剤師への相談を案内します。 -
「治療薬を自分で中止すればよい」と考える誤り
治療のための薬剤を自己判断で中止するのではなく、医師・歯科医師や薬剤師に相談することが重要です。
補足コラム
治療中の人が一般用医薬品を使う場合は、治療を優先し、併用して問題ないかを医師・歯科医師または薬剤師に確認するよう説明します。一方、医療機関で治療を受けていない人にも、症状や配合成分に応じて注意が必要な場合があります。「治療中かどうか」と「特定の症状があるか」は、別々に確認する視点として覚えておきましょう。
FAQ
Q. 以前は治療を受けていたものの、現在は治療を受けていない人も確認が必要ですか?
A. はい。どのような疾患で、いつ頃治療を受け、いつ頃治癒したのかを踏まえ、使用できるか判断するための情報提供が重要です。
A. はい。どのような疾患で、いつ頃治療を受け、いつ頃治癒したのかを踏まえ、使用できるか判断するための情報提供が重要です。
Q. 一般用医薬品を使っていることは、医師や薬剤師に伝えたほうがよいですか?
A. はい。一般用医薬品の使用について伝え忘れることもあるため、使用している薬を医師・歯科医師や薬剤師に伝えることが大切です。
A. はい。一般用医薬品の使用について伝え忘れることもあるため、使用している薬を医師・歯科医師や薬剤師に伝えることが大切です。
関連キーワード: 医療機関で治療を受けている人、併用、相互作用、情報提供、相談すること

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