登録販売者 2019年 中国・四国 問16
問題文
一般用医薬品の販売等に従事する専門家が購入者から確認しておきたい事項に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 何のためにその医薬品を購入しようとしているか(購入者側のニーズ、購入の動機)
b 症状等がある場合、それはいつ頃からか、その原因や患部等の特定はなされているか
c その医薬品を使用する人として、小児や高齢者、妊婦等が想定されるか
d その医薬品を使用する人が過去にアレルギーや医薬品による副作用等の経験があるか
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
2:a:正、b:正、c:正、d:誤
3:a:正、b:正、c:誤、d:正
4:a:正、b:誤、c:正、d:正
5:a:誤、b:正、c:正、d:正
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購入者から確認する事項【登録販売者解説】
正解の理由
購入目的・症状・使用する人・過去の経験を確認し、適切な情報提供につなげます。
1は、a〜dのすべてを「正」とする組合せです。いずれも、購入者側の状況を把握するための確認事項です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「購入者側の状況把握」です。
解法ステップ
- aの「何のために購入するか」を確認します。購入の動機は、手引きに挙げられている確認事項です。
- bの「いつ頃からか」「原因や患部等が特定されているか」に注目します。症状がある場合の確認事項に当たります。
- cの小児・高齢者・妊婦等と、dのアレルギー・副作用の経験も、使用する人について把握したい事項です。
- 4つとも正しいため、すべてを「正」とする1を選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しいです。
購入の目的や動機を確認すると、購入者が何を期待しているのかを把握し、必要な情報提供につなげられます。 -
b 正しいです。
症状等がある場合は、いつ頃からか、原因や患部等が特定されているかも確認事項です。症状の状況を把握する手がかりになります。 -
c 正しいです。
実際に使用する人が小児・高齢者・妊婦等に当たるかを確認します。購入者と使用者が同じとは限らないため、誰が使うかの確認も大切です。 -
d 正しいです。
過去のアレルギーや、医薬品による副作用等の経験も確認事項です。使用者に関する情報として、適切な情報提供に役立ちます。
組合せを個別に見ると、誤答は次のとおりです。
- 2は、a・b・cを正、dを誤としています。dも確認事項なので、dの正誤が違います。
- 3は、a・b・dを正、cを誤としています。cも確認事項なので、cの正誤が違います。
- 4は、a・c・dを正、bを誤としています。bも確認事項なので、bの正誤が違います。
- 5は、b・c・dを正、aを誤としています。aも確認事項なので、aの正誤が違います。
よくある誤解
- 症状に関する質問だけが確認事項と思い込み、購入の目的や動機を見落としがちです。
- 購入者本人が使うとは限らない点に注意しましょう。使用する人が小児・高齢者・妊婦等か、過去にアレルギーや副作用等の経験があるかも確認します。
- 「症状がある場合」という条件を読み落とすことがあります。bは症状等がある場合に確認する内容ですが、そのことを理由に誤りとはなりません。
補足コラム
確認事項は、購入の目的や使用者の情報だけではありません。手引きでは、医療機関で治療を受けているか、ほかの医薬品や食品を摂取しているか、すぐに使用する状況かなども、購入者側の状況を把握するためのポイントとして挙げています。
FAQ
Q. 購入者が「家に置いておくため」と答えた場合も、確認する意味はありますか?
A. あります。一般用医薬品は、購入後すぐに使うとは限りません。使用する人や使用する状況を把握し、実際に使うときに添付文書等を確認するよう促すことも大切です。
A. あります。一般用医薬品は、購入後すぐに使うとは限りません。使用する人や使用する状況を把握し、実際に使うときに添付文書等を確認するよう促すことも大切です。
Q. 購入者が商品の名前を決めて来店している場合、確認は必要ですか?
A. 必要です。商品を決めていても、使用者の体質や症状等に合ったものとして選ばれているとは限りません。購入者側の状況を把握しながら情報提供します。
A. 必要です。商品を決めていても、使用者の体質や症状等に合ったものとして選ばれているとは限りません。購入者側の状況を把握しながら情報提供します。
関連キーワード: 購入動機、使用者の確認、症状の把握、アレルギー歴、医薬品による副作用

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