登録販売者 2019年 中国・四国 問64
問題文
かぜ薬に配合される次の成分のうち、依存性を有するものの正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ジヒドロコデインリン酸塩
b メチルエフェドリン塩酸塩
c コデインリン酸塩
d ブロモバレリル尿素
選択肢
1:a:正、b:誤、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:誤、d:誤
5:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
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かぜ薬成分の依存性【登録販売者解説】
正解の理由
覚えるポイント:ジヒドロコデインリン酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩、コデインリン酸塩、ブロモバレリル尿素はいずれも依存性に注意する成分です。
したがって、a〜dがすべて正しいとする5が正しい組合せです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の、かぜ薬に配合される成分の説明です。
解法ステップ
- aとcの「ジヒドロコデインリン酸塩」「コデインリン酸塩」は、どちらもせきを鎮める鎮咳成分(せきを抑える成分)です。依存性があるため、a・cは正しいと判断します。
- bの「メチルエフェドリン塩酸塩」は、鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる成分です。依存性があるため、bも正しいと判断します。
- dの「ブロモバレリル尿素」も依存性に注意する成分です。a〜dがすべて正しい組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
- a ジヒドロコデインリン酸塩:正しいです。 せきを鎮める鎮咳成分で、依存性があります。
- b メチルエフェドリン塩酸塩:正しいです。 アドレナリン作動成分(交感神経の働きに関係する成分)で、鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げます。依存性にも注意が必要です。
- c コデインリン酸塩:正しいです。 せきを鎮める鎮咳成分で、依存性があります。
- d ブロモバレリル尿素:正しいです。 依存性に注意する成分です。かぜ薬にも配合されることがあります。
組合せの違いも確認しましょう。
- 1はb・dを誤りとしています。どちらも依存性に注意する成分なので、この組合せは誤りです。
- 2はcを誤りとしています。コデインリン酸塩には依存性があるため、この組合せは誤りです。
- 3はbを誤りとしています。メチルエフェドリン塩酸塩にも依存性があるため、この組合せは誤りです。
- 4はa・c・dを誤りとしています。これらはいずれも依存性に注意する成分なので、この組合せは誤りです。
よくある誤解
- せきを鎮める成分だけが依存性をもつと思い込むことがあります。メチルエフェドリン塩酸塩のように、別の働きをする成分にも依存性があります。
- 「依存性がある成分」を、コデイン類だけに限定して覚えるのは誤りです。この問題では、4成分すべてが該当します。
- 成分の働きと依存性の有無を混同しないことが大切です。働きが異なっても、依存性に注意する成分はあります。
補足コラム
かぜ薬の成分は、働きで分けて覚えると整理しやすくなります。
- ジヒドロコデインリン酸塩・コデインリン酸塩:せきを鎮める鎮咳成分
- メチルエフェドリン塩酸塩:鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる成分
- ブロモバレリル尿素:依存性に注意する成分
働きが異なる成分でも、依存性に注意する点は共通します。
FAQ
Q. 依存性に注意する成分は、すべて同じ働きをするのですか?
A. いいえ。たとえば、コデイン類は鎮咳成分、メチルエフェドリン塩酸塩は鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる成分です。働きと依存性は分けて覚えましょう。
A. いいえ。たとえば、コデイン類は鎮咳成分、メチルエフェドリン塩酸塩は鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる成分です。働きと依存性は分けて覚えましょう。
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