登録販売者 2019年 中国・四国 問95
問題文
歯痛・歯槽膿漏薬及び口内炎用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 歯痛薬(外用)は、歯の齲蝕(むし歯)を修復し、歯痛を鎮めることを目的とする。
b 歯槽膿漏薬は、患部局所に適用する外用薬のほか、内服薬もある。
c 口内炎用薬は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要であり、口腔咽喉薬、含嗽薬などを使用する場合には、十分な間隔を置くべきである。
選択肢
1:a:誤、b:誤、c:正
2:a:誤、b:正、c:正(正解)
3:a:正、b:誤、c:誤
4:a:正、b:正、c:正
5:a:正、b:誤、c:正
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歯痛薬・歯槽膿漏薬・口内炎用薬【登録販売者解説】
正解の理由
歯痛薬は痛みを一時的に鎮める薬で、むし歯を修復する薬ではありません。
2は、aが誤り、bとcが正しい組合せです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の歯や口中に用いる薬に関する項目です。
解法ステップ
- aの「齲蝕を修復し」に注目します。歯痛薬は、むし歯による痛みを応急的に鎮める薬です。
- bは、歯槽膿漏薬に外用薬だけでなく内服薬もあるかを確認します。
- cは、口腔内を清浄にしてから使うことと、口腔咽喉薬・含嗽薬との使用間隔に注目します。
- aが誤り、bとcが正しい組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a 誤り
×「歯の齲蝕を修復し」→ ○「歯の齲蝕による歯痛を応急的に鎮める」
歯痛薬(外用)は、痛みを一時的に和らげる薬です。むし歯そのものを治す作用はありません。 -
b 正しい
歯槽膿漏薬には、患部に使う外用薬のほか、内服薬もあります。内服薬には、抗炎症成分やビタミン成分などが配合されたものがあります。 -
c 正しい
口内炎用薬は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要です。口腔咽喉薬や含嗽薬を使用する場合は、十分な間隔を置きます。
組合せを個別に確認すると、次のとおりです。
- 選択肢1:a誤・b誤・c正です。bは正しいため、bの正誤が合いません。
- 選択肢3:a正・b誤・c誤です。a・b・cのすべてが正しい組合せと異なります。
- 選択肢4:a正・b正・c正です。aは誤りのため、aの正誤が合いません。
- 選択肢5:a正・b誤・c正です。aとbの正誤が合いません。
よくある誤解
- 歯痛薬を使えば、むし歯も治ると思いがちです。問題文の「修復し」は、痛みを鎮める作用との取り違えです。
- 「歯槽膿漏薬」と聞くと、患部に塗る薬だけだと思いがちです。内服薬もあります。
- 口腔咽喉薬や含嗽薬は口の中に使う薬なので、口内炎用薬と続けて使ってよいと思いがちです。手引きでは、十分な間隔を置くとされています。
補足コラム
歯槽膿漏薬は、歯肉炎や歯槽膿漏による出血、腫れ、口臭などの症状を緩和する薬です。歯痛薬と同じく、症状を一時的に抑えることと、原因そのものを治すことは分けて考えましょう。
FAQ
Q. 歯痛薬は、どのような位置づけの薬ですか?
A. 歯痛を応急的に鎮めるための一般用医薬品です。むし歯の修復を目的とする薬ではありません。
A. 歯痛を応急的に鎮めるための一般用医薬品です。むし歯の修復を目的とする薬ではありません。
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