戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2019年 奈良・関西広域連合・福井 問117


問題文

アスピリンの「してはいけないこと」に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
アスピリンは、妊娠期間の( a )、胎児の動脈管の( b )・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため、出産予定日( c )週以内の妊婦に対して、使用(服用)しないこととされている。

選択肢

1:延長、拡張、12
2:短縮、収縮、12
3:延長、収縮、12(正解)
4:短縮、拡張、24
5:延長、拡張、24

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アスピリンと妊娠末期の使用制限【登録販売者解説】

正解の理由

アスピリン=妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮、出産予定日12週間以内は使用しないことです。
3は、(a)延長・(b)収縮・(c)12の組合せです。アスピリンには血液を凝固しにくくする作用もあり、妊娠末期に使うと胎児や出産時の母体への影響が懸念されます。そのため、出産予定日12週間以内の妊婦は使用しないこととされています。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の使用上の注意です。

解法ステップ

  1. 「妊娠期間の(a)」は、手引きにある「延長」と結び付けます。
  2. 「胎児の動脈管の(b)」は、「収縮・早期閉鎖」が手掛かりです。「拡張」ではありません。
  3. 「出産予定日(c)週以内」は、「12週間以内」と確認します。
  4. 3つを「延長・収縮・12」と照らし合わせます。

選択肢別の誤答解説

  • (a)妊娠期間の延長
    アスピリンの使用により、妊娠期間が延長するおそれがあります。「短縮」に置き換えた記述は誤りです。
  • (b)胎児の動脈管の収縮
    動脈管(どうみゃくかん)は、胎児の血液の流れに関わる血管です。手引きでは、アスピリンによる動脈管の「収縮・早期閉鎖」が挙げられています。「拡張」ではありません。
  • (c)出産予定日12週間以内
    使用しない対象となるのは、出産予定日12週間以内の妊婦です。「24週間以内」ではありません。
選択肢の組合せを一つずつ確認します。
  • 選択肢1「延長・拡張・12」:aとcは合っていますが、bの「拡張」が誤りです。正しくは「収縮」です。
  • 選択肢2「短縮・収縮・12」:bとcは合っていますが、aの「短縮」が誤りです。正しくは「延長」です。
  • 選択肢4「短縮・拡張・24」:aの「短縮」、bの「拡張」、cの「24」がいずれも誤りです。
  • 選択肢5「延長・拡張・24」:aは合っていますが、bの「拡張」は「収縮」、cの「24」は「12」が正しいため誤りです。

よくある誤解

  • 動脈管の「収縮」と「拡張」を逆にする
    「早期閉鎖」とセットで覚えると、収縮が正しいと判断しやすくなります。
  • 「12週間」を「24週間」に書き換える
    数字だけを似た形に入れ替えるひっかけです。「出産予定日12週間以内」と一まとまりで覚えましょう。

補足コラム

アスピリンアルミニウムも、アスピリンと同様に、出産予定日12週間以内の使用を避ける対象です。一方、妊婦への注意には「相談すること」に分類されるものもあります。「妊娠中の注意」とだけ覚えず、「してはいけないこと」か「相談すること」かも区別しましょう。

FAQ

処方薬のアスピリンを使っている場合も、自己判断でやめてよいですか?
アスピリンが処方されている場合は、自己判断で一般用医薬品の解熱鎮痛薬を追加せず、処方した医師や調剤した薬剤師に相談することが大切です。

関連キーワード: アスピリン、アスピリンアルミニウム、動脈管の収縮、出産予定日12週間以内、してはいけないこと
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