戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2020年 中国・四国 問61


問題文

かぜ薬の配合成分とその配合目的に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
【配合成分】 【配合目的】 a トラネキサム酸 咳を抑える b グアイフェネシン 発熱を鎮める c エチルシステイン塩酸塩 痰の切れを良くする d ヨウ化イソプロパミド くしゃみや鼻汁を抑える

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)
3:(b、c)
4:(b、d)
5:(c、d)(正解)

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かぜ薬の成分と配合目的【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:エチルシステイン塩酸塩=痰の切れを良くする、ヨウ化イソプロパミド=くしゃみや鼻汁を抑える成分です。
正しい組合せは 5 です。記述は a:誤り、b:誤り、c:正しい、d:正しい です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の、かぜ薬に配合される成分の説明です。

解法ステップ

  1. 「トラネキサム酸」は、咳を抑える成分かどうかを確認します。
  2. 「グアイフェネシン」は、発熱を鎮める成分か、痰の切れを良くする成分かを見分けます。
  3. 「エチルシステイン塩酸塩」は去痰成分、「ヨウ化イソプロパミド」は抗コリン成分と確認します。
  4. 正しい記述が c と d の組合せになる選択肢を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a トラネキサム酸:咳を抑える
    ×「咳を抑える」→ ○「炎症を和らげる」
    トラネキサム酸は、かぜ薬では炎症を和らげる成分です。咳を抑える鎮咳成分ではありません。
  • b グアイフェネシン:発熱を鎮める
    ×「発熱を鎮める」→ ○「痰の切れを良くする」
    グアイフェネシンは、気道粘膜からの粘液の分泌を促す去痰成分です。解熱鎮痛成分ではありません。
  • c エチルシステイン塩酸塩:痰の切れを良くする
    正しい記述です。エチルシステイン塩酸塩は去痰成分で、痰の粘りを減らす働きがあります。
  • d ヨウ化イソプロパミド:くしゃみや鼻汁を抑える
    正しい記述です。ヨウ化イソプロパミドは抗コリン成分です。抗コリン作用(副交感神経の働きを抑える作用)により、鼻汁の分泌やくしゃみを抑えます。
選択肢ごとの組合せも確認しましょう。
  • 選択肢1(a、b):a と b を含みますが、どちらも誤りです。正しい c と d が含まれていません。
  • 選択肢2(a、c):正しい c は含みますが、誤りの a も含みます。正しい d が含まれていません。
  • 選択肢3(b、c):正しい c は含みますが、誤りの b も含みます。正しい d が含まれていません。
  • 選択肢4(b、d):正しい d は含みますが、誤りの b も含みます。正しい c が含まれていません。
  • 選択肢5(c、d):正しい c と d の組合せです。

よくある誤解

  • 「咳」「痰」「発熱」を同じ目的の成分と考える
    咳を抑える成分、痰を出しやすくする成分、発熱を鎮める成分は別の分類です。
  • グアイフェネシンを「咳止め」と取り違える
    咳に関係する薬に配合されますが、配合目的は咳を止めることではなく、痰の切れを良くすることです。
  • トラネキサム酸を、症状の名前だけで鎮咳成分と結び付ける
    トラネキサム酸の配合目的は、炎症を和らげることです。

補足コラム

かぜ薬の成分は、症状ごとに分類すると整理しやすくなります。
  • 発熱・痛み:解熱鎮痛成分
  • くしゃみ・鼻汁:抗ヒスタミン成分、抗コリン成分
  • 咳:鎮咳成分
  • 痰:去痰成分
  • 炎症:抗炎症成分

FAQ

Q. 去痰成分と鎮咳成分は、どう違いますか?
A. 去痰成分は痰の切れを良くする成分です。鎮咳成分は咳を抑える成分です。目的を分けて覚えましょう。
Q. ヨウ化イソプロパミドは、どの分類で覚えればよいですか?
A. くしゃみや鼻汁を抑える「抗コリン成分」として覚えます。

関連キーワード: かぜ薬、トラネキサム酸、グアイフェネシン、エチルシステイン塩酸塩、ヨウ化イソプロパミド、去痰成分、抗コリン成分
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