登録販売者 2020年 中国・四国 問89
問題文
内服アレルギー用薬の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 生薬成分として、グリチルリチン酸を含むカンゾウが用いられることがある。
b プソイドエフェドリン塩酸塩は、副作用として不眠や神経過敏が現れることがある。
c メチルエフェドリン塩酸塩には依存性はない。
d 抗コリン成分として、ベラドンナ総アルカロイドが配合されている場合がある。
選択肢
1:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正(正解)
3:a:誤、b:正、c:誤、d:誤
4:a:誤、b:正、c:正、d:誤
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正
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内服アレルギー用薬の配合成分【登録販売者解説】
正解の理由
カンゾウはグリチルリチン酸を含み、プソイドエフェドリン塩酸塩には不眠などがあり、メチルエフェドリン塩酸塩には依存性があります。
正しい組合せは2です。aは正、bは正、cは誤、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の内服アレルギー用薬に関する項目です。
正しい組合せは2です。aは正、bは正、cは誤、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の内服アレルギー用薬に関する項目です。
解法ステップ
- 「カンゾウ」と「グリチルリチン酸」の関係を確認します。カンゾウはグリチルリチン酸を含む生薬です。
- プソイドエフェドリン塩酸塩について、「不眠」「神経過敏」が副作用として挙げられているかを見ます。
- メチルエフェドリン塩酸塩について、「依存性はない」という否定の表現に注意します。
- ベラドンナ総アルカロイドが抗コリン成分として配合されることがあるかを確認し、a・b・dが正、cが誤となる組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
- a 正しいです。 生薬成分として、グリチルリチン酸を含むカンゾウが用いられることがあります。「カンゾウ」と「グリチルリチン酸」は結び付けて覚えましょう。
- b 正しいです。 プソイドエフェドリン塩酸塩は、ほかのアドレナリン作動成分に比べて中枢神経系への作用が強く、不眠や神経過敏が現れることがあります。
- c 誤りです。 ×「依存性はない」→ ○「依存性がある」です。メチルエフェドリン塩酸塩は、依存性に注意が必要な成分です。
- d 正しいです。 ベラドンナ総アルカロイドは、内服アレルギー用薬に配合されることがある抗コリン成分です。抗コリン作用とは、副交感神経の働きを抑える作用です。
各選択肢の組合せを記述と照らすと、次のとおりです。
- 1:aは正しいものの、bを誤、dを誤としているため、b・dが異なります。
- 3:b・cの判定は合っていますが、aを誤、dを誤としているため、a・dが異なります。
- 4:bの判定は合っていますが、aを誤、cを正、dを誤としているため、a・c・dが異なります。
- 5:dの判定は合っていますが、aを誤、bを誤、cを正としているため、a・b・cが異なります。
よくある誤解
- 「依存性はない」という否定表現を見落とす:メチルエフェドリン塩酸塩には依存性があります。
- 生薬名と成分名を別々に覚える:カンゾウは、グリチルリチン酸を含む生薬です。
- 「抗コリン成分」と「抗ヒスタミン成分」を混同する:ベラドンナ総アルカロイドは、設問では抗コリン成分として扱われています。
補足コラム
プソイドエフェドリン塩酸塩はアドレナリン作動成分です。交感神経系を刺激する成分であり、不眠や神経過敏などの副作用に注意します。一方、ベラドンナ総アルカロイドは抗コリン成分です。成分名だけでなく、どの分類に属するかも整理しておきましょう。
FAQ
カンゾウは生薬成分として扱いますか?
はい。設問のように、グリチルリチン酸を含む生薬成分として問われることがあります。
はい。設問のように、グリチルリチン酸を含む生薬成分として問われることがあります。
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