戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2020年 奈良・関西広域連合・福井 問02


問題文

医薬品の本質に関する記述について、正しいものの組合せを一つ選べ。
a 一般用医薬品の保健衛生上のリスクは、医療用医薬品と同等であると考えられている。 b 医薬品は、人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的とする生命関連製品である。 c 人体に使用されない医薬品は、人の健康に影響を与えることはない。 d 医薬品が人体に及ぼす作用は、複雑、かつ、多岐に渡り、好ましくない反応(副作用)を生じる場合もある。

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)
3:(b、d)(正解)
4:(c、d)

🔒 解説は解答すると表示されます

医薬品の本質とリスク【登録販売者解説】

正解の理由

医薬品は有用性がある一方、人体に好ましくない影響を及ぼすこともあり、人体に直接使わないものも健康に影響することがあります。
正しい組合せは3です。記述b・dが正しく、a・cは誤りです。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」にある「医薬品の本質」が根拠です。

解法ステップ

  1. aの「医療用医薬品と同等」に注目します。一般用医薬品のリスクは、医療用医薬品と比べて相対的に低いと考えられています。
  2. bは、医薬品の目的として「疾病の診断・治療・予防」または「身体の構造や機能への影響」が挙げられているかを確認します。
  3. cの「健康に影響を与えることはない」は、断定が強い表現です。人体に直接使わない医薬品でも、健康に影響する場合があります。
  4. dの「好ましくない反応(副作用)を生じる場合もある」は、医薬品のリスクについての説明です。正しい記述b・dを含む組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a:誤り
    ×「医療用医薬品と同等」→ ○医療用医薬品と比べて保健衛生上のリスクは相対的に低い
    一般用医薬品にもリスクはありますが、医療用医薬品と同等とは考えられていません。
  • b:正しい
    医薬品は、疾病の診断・治療・予防に使うこと、または人の身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的とする生命関連製品です。
  • c:誤り
    ×「人の健康に影響を与えることはない」→ ○人の健康に影響を与えるもの
    人体に直接使わない殺虫剤でも、誤って人体がさらされると健康を害するおそれがあります。また、検査薬では結果の解釈を誤ることで、適切な治療を受ける機会を失うおそれがあります。
  • d:正しい
    医薬品が人体に及ぼす作用は複雑で多岐にわたり、すべてが解明されているわけではありません。そのため、期待される効果だけでなく、好ましくない反応(副作用)が生じる場合もあります。
選択肢1はaを含み、正しいdを含まないため誤りです。選択肢2はa・cを含み、正しいb・dを含まないため誤りです。選択肢4はcを含み、正しいbを含まないため誤りです。

よくある誤解

  • 「一般用医薬品のリスクは低い」から「リスクはない」と考える
    「相対的に低い」は、医療用医薬品と比較した表現です。リスクがゼロという意味ではありません。
  • 「人体に使用されない」から「人の健康には関係しない」と考える
    直接使わない医薬品でも、誤った取り扱いや検査結果の誤解などを通じて、人の健康に影響することがあります。
  • 医薬品は有益な効果だけをもたらすと考える
    医薬品には期待される効果だけでなく、好ましくない反応が生じる可能性もあります。

補足コラム

医薬品は、人体にとっては異物(体の外から入るもの)でもあります。そのため、目的とする効果が期待できる一方で、望ましくない反応が起こることもあります。「有用性」と「リスク」の両方を持つ生命関連製品として捉えることが大切です。

FAQ

Q. 医療用医薬品よりリスクが相対的に低いなら、注意は少なくてよいですか?
A. いいえ。相対的に低いというだけで、リスクがなくなるわけではありません。医薬品の使用には注意が必要です。
Q. 「副作用」は、薬の目的と異なる反応ならすべて指しますか?
A. 手引きでは、主作用以外の反応でも、特段の不都合がなければ通常は副作用として扱われず、好ましくない反応が一般に副作用とされます。

関連キーワード: 医薬品の本質、生命関連製品、保健衛生上のリスク、副作用、一般用医薬品
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について