戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2020年 奈良・関西広域連合・福井 問116


問題文

一般用医薬品の添付文書に、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載されている成分を一つ選べ。

選択肢

1:ロペラミド塩酸塩
2:ビサコジル
3:オキセサゼイン
4:アセトアミノフェン
5:ピレンゼピン塩酸塩水和物(正解)

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ピレンゼピンの運転操作注意【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:ピレンゼピン塩酸塩水和物は、目のかすみや異常なまぶしさを生じることがあり、服用後の運転操作を避けます。
この注意に該当するのは5です。ピレンゼピン塩酸塩水和物は胃腸薬に配合される成分です。手引きでは、目のかすみや異常なまぶしさを生じることがあるため、服用後は乗物や機械類の運転操作を避けるとされています。
根拠は、「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の添付文書における「してはいけないこと」の記載です。

解法ステップ

  1. 設問の手がかりは、「眠気」ではなく「目のかすみ、異常なまぶしさ」です。
  2. この症状と結び付く成分として、ピレンゼピン塩酸塩水和物を確認します。
  3. 運転操作の注意がある成分はほかにもあるため、「運転操作をしないこと」だけで判断せず、症状と成分の組合せを見ます。

選択肢別の誤答解説

  • 1 ロペラミド塩酸塩:止瀉薬(ししゃやく)、つまり下痢を抑える薬に使われる成分です。運転操作への注意が関係する成分もありますが、この設問で問われている症状との組合せは、ピレンゼピン塩酸塩水和物です。
  • 2 ビサコジル:便通を促す瀉下薬(しゃげやく)の成分です。目のかすみや異常なまぶしさを理由とする運転操作の注意には当たりません。
  • 3 オキセサゼイン:胃腸薬などに用いられる局所麻酔成分です。手引きでは妊婦に関する注意が示されていますが、この設問の運転操作の注意に対応する成分ではありません。
  • 4 アセトアミノフェン:解熱鎮痛成分です。手引きには、喘息や胃・十二指腸潰瘍などに関する注意がありますが、この設問の症状と結び付く成分ではありません。
  • 5 ピレンゼピン塩酸塩水和物:目のかすみや異常なまぶしさを生じることがあり、服用後の運転操作を避ける成分です。

よくある誤解

  • 「運転操作をしないこと」という注意がある成分は、眠気を起こす成分だけだと思い込むことがあります。目のかすみや異常なまぶしさも、運転に関わる注意の理由になります。
  • ロペラミド塩酸塩のように、別の注意事項でも運転操作が話題になる成分があります。設問では、運転の注意だけでなく、理由となる症状まで確かめましょう。

補足コラム

運転操作に関する注意は、成分の作用で眠気や異常なまぶしさなどが起こり、事故につながるおそれがある場合に記載されます。ピレンゼピン塩酸塩は、アセチルコリンの働きを抑える抗コリン作用(副交感神経の働きに関わる物質の作用を抑えること)を持ちます。手引きでは、目のかすみなどの副作用が示されています。

FAQ

添付文書を見る前に、運転に関する注意を確認できることはありますか?
あります。添付文書の「してはいけないこと」に関する内容は、医薬品の外箱などにも記載されることがあります。

関連キーワード: ピレンゼピン塩酸塩水和物、運転操作、目のかすみ、異常なまぶしさ、抗コリン作用
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