戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2020年 奈良・関西広域連合・福井 問31


問題文

気管支拡張成分のメチルエフェドリン塩酸塩を使用する前に、その適否につき、医師又は薬剤師に相談がなされるべき基礎疾患の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 甲状腺機能障害 b 糖尿病 c 高血圧 d 心臓病

選択肢

1:a:誤、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:誤、c:正、d:正
3:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
4:a:正、b:誤、c:正、d:誤
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正

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気管支拡張成分と基礎疾患【登録販売者解説】

正解の理由

メチルエフェドリン塩酸塩を使う前に相談が必要な基礎疾患は、心臓病・高血圧・糖尿病・甲状腺機能障害です。
正しい組合せは 3 です。a〜dはすべて正しい記述です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の、気管支拡張成分に関する注意です。
メチルエフェドリン塩酸塩は、気管支を広げる一方で、交感神経系(体を活動状態にする神経の働き)を刺激します。そのため、心臓や血管、肝臓でのエネルギー代謝にも影響し、これらの基礎疾患の症状を悪化させるおそれがあります。

解法ステップ

  1. 問題文の「使用する前に、適否について相談」という部分に注目します。
  2. メチルエフェドリン塩酸塩で相談が必要な基礎疾患として、甲状腺機能障害・糖尿病・高血圧・心臓病を確認します。
  3. a〜dがこの4つにすべて当てはまるため、すべて「正」の組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a 甲状腺機能障害:正しいです。
    甲状腺機能障害の診断を受けた人は、使用前に適否について相談が必要です。選択肢1・5はaを「誤」としているため、この記述の正誤が合いません。
  • b 糖尿病:正しいです。
    糖尿病の診断を受けた人も、症状を悪化させるおそれがあるため、使用前に相談が必要です。選択肢2・4はbを「誤」としているため、正誤が合いません。
  • c 高血圧:正しいです。
    高血圧の診断を受けた人も、使用前に相談が必要です。選択肢5はcを「誤」としているため、正誤が合いません。
  • d 心臓病:正しいです。
    心臓病の診断を受けた人も、症状が悪化するおそれがあり、使用前に相談が必要です。選択肢1・4はdを「誤」としているため、正誤が合いません。
選択肢1はa・d、選択肢2はb、選択肢4はb・d、選択肢5はa・cの正誤が違います。いずれも、4項目すべてを「正」とする 3 とは一致しません。

よくある誤解

  • 「高血圧や心臓病だけが対象」と考えることに注意しましょう。糖尿病と甲状腺機能障害も相談が必要です。
  • 同じ気管支拡張成分なら注意事項も同じと決めつけないようにしましょう。成分によって「相談」と「使用を避ける」の扱いが異なる場合があります。

補足コラム

プソイドエフェドリン塩酸塩では、心臓病・高血圧・糖尿病・甲状腺機能障害の人について、症状を悪化させるおそれから使用を避ける必要があるとされています。メチルエフェドリン塩酸塩の「使用前に相談」と混同しないよう、成分ごとの注意事項を確認しましょう。

FAQ

相談先は誰ですか?
治療を行っている医師、または処方薬の調剤を行った薬剤師です。

関連キーワード: メチルエフェドリン塩酸塩、気管支拡張成分、基礎疾患、交感神経系、使用前の相談
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