登録販売者 2020年 奈良・関西広域連合・福井 問63
問題文
血管系に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
動脈の多くは体の( a )を通っている。動脈の血管壁は静脈より( b )。血圧は、通常、上腕部の( c )で測定される。
選択肢
1:表層部、厚い、動脈
2:深部、厚い、静脈
3:表層部、薄い、動脈
4:深部、厚い、動脈(正解)
5:深部、薄い、静脈
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動脈・静脈の特徴【登録販売者解説】
正解の理由
動脈は多くが体の深部を通り、静脈より血管壁が厚く、血圧は通常、上腕部の動脈で測定します。
正しい組合せは4です。(a)は「深部」、(b)は「厚い」、(c)は「動脈」です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第2章「人体の働きと医薬品」にある血管系の説明です。
解法ステップ
- 「動脈の多くは体のどこを通るか」に注目します。動脈は多くが「深部」を通ります。
- 血管壁の厚さを比べます。動脈は圧力に耐える必要があるため、静脈より「厚い」です。
- 血圧を測る血管を確認します。通常は上腕部の「動脈」で測定します。
- この3語の組合せに当たるものを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a:深部
動脈の多くは体の深部を通ります。ただし、首や手首、肘の内側などでは皮膚の表面近くを通る部分もあります。「動脈はすべて深部」と言い切らないようにしましょう。 -
b:厚い
動脈は心臓から送り出される血液の圧力に耐えられるよう、弾力性があり、血管壁は静脈より厚くなっています。静脈は血圧が比較的低く、血管壁は動脈より薄いです。 -
c:動脈
血圧は、通常、上腕部の動脈で測定されます。「上腕部の静脈」と入れ替えた記述は誤りです。
よくある誤解
- 「動脈は必ず体の深部にある」と考えないこと。首や手首など、表面近くを通る場所もあります。
- 血管壁が厚いのは静脈だと思い込まないこと。圧力に耐える必要がある動脈のほうが厚いです。
- 血圧の測定部位と血管を混同しないこと。通常、上腕部で測るのは動脈の血圧です。
補足コラム
動脈と静脈は、流れている血液の色ではなく、血液が流れる方向で区別します。心臓から血液を送り出す血管が動脈、心臓へ血液を戻す血管が静脈です。
FAQ
Q. 動脈には、体の表面近くを通る場所もありますか?
A. あります。首や手首、肘の内側などでは、動脈が皮膚表面近くを通るため、心拍に合わせて脈に触れます。
A. あります。首や手首、肘の内側などでは、動脈が皮膚表面近くを通るため、心拍に合わせて脈に触れます。
Q. 静脈が皮膚の上から見えることがあるのはなぜですか?
A. 静脈は皮膚表面近くを通る部分が多いためです。
A. 静脈は皮膚表面近くを通る部分が多いためです。
関連キーワード: 動脈、静脈、血管壁、血圧、脈拍

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