登録販売者 2021年 中国・四国 問104
問題文
一般用医薬品に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、2箇所の( a )内には同じ字句が入る。
( a )は、ある程度の期間継続して使用されることにより効果が得られるとされているものが多いが、( b )をする場合には、専門家に相談する旨が記載されている(本記載がない( a )は、( c )に限られるもの)。
選択肢
1:漢方処方製剤、短期の使用、長期連用
2:漢方処方製剤、長期連用、短期の使用(正解)
3:眠気防止薬、短期の使用、長期連用
4:眠気防止薬、長期連用、短期の使用
5:鼻炎用点鼻薬、短期の使用、長期連用
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漢方処方製剤の長期連用【登録販売者解説】
正解の理由
漢方処方製剤は、ある程度の期間続けて使用することで効果が得られるものが多く、長期連用する場合は専門家への相談が必要です。
正しい組合せは2です。(a)は「漢方処方製剤」、(b)は「長期連用」、(c)は「短期の使用」です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の、使用上の注意に関する記載が根拠です。
解法ステップ
- 文の主語に注目します。「ある程度の期間継続して使用されることにより効果が得られるものが多い」という特徴に当たるのは、漢方処方製剤です。
- 次に「専門家に相談する」と結びつく使用方法を確認します。相談が必要なのは「長期連用する場合」です。
- 「本記載がない場合」の説明は、漢方処方製剤のうち「短期の使用に限られるもの」です。
- したがって、「漢方処方製剤・長期連用・短期の使用」の組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
1:漢方処方製剤・短期の使用・長期連用
(a)の「漢方処方製剤」は合っています。しかし、(b)と(c)が逆です。専門家への相談が記載されるのは「長期連用する場合」で、その記載がないものは「短期の使用に限られるもの」です。 -
2:漢方処方製剤・長期連用・短期の使用
(a)から(c)まで、文の内容に合っています。 -
3:眠気防止薬・短期の使用・長期連用
眠気防止薬は(a)に当たりません。また、(b)と(c)も逆です。眠気防止薬は短期間の使用にとどめるものですが、この設問で問われている「一定期間の継続使用で効果が得られるものが多い」という説明は、漢方処方製剤についての記載です。 -
4:眠気防止薬・長期連用・短期の使用
(b)の「長期連用」と(c)の「短期の使用」は合っていますが、(a)が違います。設問の主語は「眠気防止薬」ではなく「漢方処方製剤」です。 -
5:鼻炎用点鼻薬・短期の使用・長期連用
(a)の「鼻炎用点鼻薬」は設問の主語に当たりません。また、(b)と(c)も逆です。正しくは「漢方処方製剤・長期連用・短期の使用」です。
よくある誤解
- 「漢方処方製剤は長く使うもの」と一律に覚えないようにしましょう。長く使われるものが多い一方、記載がないものは「短期の使用に限られるもの」とされています。
- 「専門家に相談する」の条件を「短期の使用」と結びつけるのは、空欄の順序を入れ替えるひっかけです。相談が必要なのは「長期連用する場合」です。
- 「眠気防止薬」も医薬品の使用期間に注意が必要ですが、この文の「継続使用により効果が得られるものが多い」という主語とは異なります。
補足コラム
眠気防止薬は、一時的に集中が必要なときなどに使うもので、手引きでは短期間の使用にとどめ、連用しないよう説明されています。漢方処方製剤の「長期連用する場合は専門家に相談」という記載と、使用期間に関する注意の違いを整理しておきましょう。
FAQ
Q. 漢方処方製剤なら、長期連用しても問題ないのですか?
A. すべての漢方処方製剤を長期連用できるという意味ではありません。長期連用する場合は専門家に相談する旨が記載されており、記載がないものは短期の使用に限られます。
A. すべての漢方処方製剤を長期連用できるという意味ではありません。長期連用する場合は専門家に相談する旨が記載されており、記載がないものは短期の使用に限られます。
Q. この設問で「短期の使用に限られる」のは、どの医薬品ですか?
A. 文中では、長期連用についての相談記載がない漢方処方製剤を指しています。
A. 文中では、長期連用についての相談記載がない漢方処方製剤を指しています。
関連キーワード: 漢方処方製剤、長期連用、短期の使用、専門家への相談

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