登録販売者 2021年 中国・四国 問12
問題文
プラセボ効果(偽薬効果)に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをプラセボ効果という。
b プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもある。
c 一般用医薬品の使用によってもたらされる望ましい反応がプラセボ効果と思われるときは、それを期待して使用を継続するべきである。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正
2:a:誤、b:正、c:誤
3:a:正、b:誤、c:正
4:a:誤、b:誤、c:正
5:a:正、b:正、c:誤(正解)
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プラセボ効果【登録販売者解説】
正解の理由
プラセボ効果は薬理作用によらない作用で、客観的な変化も起こり得ますが、それを期待して医薬品を使い続けてはいけません。
正しい組み合わせは5です。a・bは正しく、cは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「プラセボ効果」です。
解法ステップ
- aの「薬理作用によらない作用」は、プラセボ効果の説明に当たるかを確認します。
- bの「客観的に測定可能な変化」は、プラセボ効果にも現れることがあるかを見ます。
- cの「それを期待して使用を継続するべき」という勧めが、手引きの説明と合うかを確認します。
- a・b・cの正誤を並べ、正しい組み合わせを選びます。
選択肢別の誤答解説
- a:正しいです。 医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用が生じることをプラセボ効果といいます。
- b:正しいです。 プラセボ効果は、本人が感じる変化だけでなく、客観的に測定できる変化として現れることもあります。
- c:誤りです。 プラセボ効果は不確実であり、それを目的として医薬品を使用するべきではありません。望ましい反応に思えても、プラセボ効果を期待して使用を継続するという説明は誤りです。
組み合わせも確認しましょう。
- 1はa・bを正しいとする点は合っていますが、cも正しいとしているため誤りです。
- 2はb・cを正しい・誤りとする点は合っていますが、aを誤りとしているため誤りです。
- 3はaを正しいとする点は合っていますが、bを誤り、cを正しいとしているため誤りです。
- 4はa・bを誤り、cを正しいとしており、3つすべての正誤が異なるため誤りです。
- 5はa・bが正しく、cが誤りという正しい組み合わせです。
よくある誤解
- **「客観的に測定できるなら、薬理作用による変化だ」**と考えがちです。プラセボ効果でも客観的な変化が現れることがあります。
- **「望ましい反応なら、プラセボ効果でも使い続けてよい」**という書き換えに注意しましょう。手引きでは、プラセボ効果は不確実であり、それを目的として医薬品を使用するべきではないとしています。
- 「薬理作用によらない」なら、何も変化しないという意味ではありません。薬理作用以外の要因による反応や変化も含みます。
補足コラム
プラセボ効果には、望ましい反応だけでなく、不都合な反応もあります。また、医薬品を使ったときの反応には、薬理作用によるものとプラセボ効果によるものの両方が含まれることがあります。購入者が適切な医薬品を選び、医療機関を受診する機会を失わないよう、正確な情報を伝えることが大切です。
FAQ
プラセボ効果は、薬を飲んだ人が「効いた」と感じるだけのものですか?
いいえ。主観的な変化だけでなく、客観的に測定できる変化として現れることもあります。
いいえ。主観的な変化だけでなく、客観的に測定できる変化として現れることもあります。
プラセボ効果による反応は、いつも望ましいものですか?
いいえ。望ましい反応のほか、不都合な反応が生じることもあります。
いいえ。望ましい反応のほか、不都合な反応が生じることもあります。
関連キーワード: プラセボ効果、偽薬効果、薬理作用、主観的変化、客観的変化

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