登録販売者 2021年 中国・四国 問32
問題文
効果器と交感神経系による作動の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
【効果器】 【交感神経系による作動】
選択肢
1:唾液腺 ― 少量の粘性の高い唾液を分泌
2:気管、気管支 ― 収縮(正解)
3:胃 ― 血管の収縮
4:目 ― 瞳孔散大
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交感神経系の効果器作用【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:交感神経系は気管・気管支を拡張させます。
誤っているのは2です。気管・気管支は「収縮」ではなく「拡張」が正しい組み合わせです。1、3、4の組み合わせは正しいです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の自律神経系の作用です。
解法ステップ
- 気管・気管支の欄にある「収縮」に注目します。
- 手引きの交感神経系の作用では、気管・気管支は「拡張」です。
- 「収縮」と「拡張」が逆になっているため、2が誤りだと判断します。
選択肢別の誤答解説
-
1 唾液腺―少量の粘性の高い唾液を分泌:正しい組み合わせです。
交感神経系が働くと、唾液は少量で粘性が高くなります。副交感神経系では、唾液の分泌が亢進します。 -
2 気管・気管支―収縮:誤りです。
×「収縮」→ ○「拡張」です。交感神経系が働くと気管・気管支が拡張します。 -
3 胃―血管の収縮:正しい組み合わせです。
手引きでは、胃の作用として血管の収縮が示されています。「胃液分泌の亢進」は副交感神経系の作用です。 -
4 目―瞳孔散大:正しい組み合わせです。
瞳孔散大とは、瞳孔が広がることです。交感神経系では瞳孔が散大し、副交感神経系では収縮します。
よくある誤解
- 気管・気管支の「収縮」と「拡張」を逆に覚えてしまうことがあります。交感神経系では気管・気管支は拡張です。
- 胃の作用を見て、「胃液分泌の亢進」と「胃の血管の収縮」を混同しないようにしましょう。胃液分泌の亢進は副交感神経系、血管の収縮は交感神経系の作用です。
- 「交感神経系は体を緊張状態にする」という説明だけで判断せず、効果器ごとの具体的な作用を確認しましょう。
補足コラム
交感神経系と副交感神経系は、多くの効果器で反対方向に働きます。たとえば、目では交感神経系が瞳孔を散大させ、副交感神経系が収縮させます。心臓では交感神経系が心拍数を増加させ、副交感神経系が減少させます。
FAQ
交感神経系が働くと、胃の血管も気管支も広がるのでしょうか?
いいえ。手引きでは、胃の血管は収縮し、気管・気管支は拡張するとされています。効果器ごとに作用を覚えることが大切です。
いいえ。手引きでは、胃の血管は収縮し、気管・気管支は拡張するとされています。効果器ごとに作用を覚えることが大切です。
関連キーワード: 自律神経系、交感神経系、副交感神経系、効果器、気管支拡張、瞳孔散大

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