戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2021年 中国・四国 問68


問題文

眠気を促す薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬は、一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和に用いられる。 b 抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬は、目が覚めたあとも、注意力の低下や寝ぼけ様症状、判断力の低下等の一時的な意識障害、めまい、倦怠感を起こすことがあるので注意が必要である。 c ブロモバレリル尿素を含有する睡眠改善薬は、妊婦又は妊娠していると思われる女性に使用できる。 d 抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬は、15歳未満の小児に使用できる。

選択肢

1:a:正、b:誤、c:誤、d:正
2:a:正、b:正、c:誤、d:誤(正解)
3:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:誤、c:正、d:誤

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睡眠改善薬の対象と注意点【登録販売者解説】

正解の理由

一時的な睡眠障害に用いる薬ですが、目覚めた後の不調や、妊婦・15歳未満の小児への使用にも注意が必要です。
正しい正誤の組合せは2で、a・bは正しく、c・dは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第3章「主な医薬品とその作用」の「眠気を促す薬」です。

解法ステップ

  1. aの「一時的な睡眠障害」に注目します。睡眠改善薬の使用目的と合っているかを確認します。
  2. bは「目が覚めたあとも」という部分がポイントです。睡眠改善薬では、目覚めた後に起こる不調にも注意が必要です。
  3. cの「妊婦」と、dの「15歳未満」は、使用対象として避ける人に当たるかを確認します。
  4. a・bとc・dの正誤がそろう組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a 正しい
    抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬は、寝つきが悪い、眠りが浅いといった一時的な睡眠障害の緩和に用いられます。ただし、慢性的な不眠症状がある人や、医療機関で不眠症と診断された人を対象とするものではありません。
  • b 正しい
    目が覚めた後も、注意力や判断力の低下、寝ぼけ様症状などの一時的な意識障害、めまい、倦怠感(けんたいかん)が起こることがあります。翌日まで眠気やだるさがある場合は、症状が消えるまで、車の運転など危険を伴う機械の操作を避けます。
  • c 誤り
    ×「使用できる」→ ○「使用は避ける」
    妊娠に伴う睡眠障害は、睡眠改善薬の適用対象ではありません。妊婦または妊娠していると思われる女性は、睡眠改善薬の使用を避けます。
  • d 誤り
    ×「使用できる」→ ○「使用は避ける」
    15歳未満の小児は、抗ヒスタミン成分による神経過敏や中枢興奮などの副作用が起きやすいため、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の使用を避けます。
各選択肢の正誤を照らすと、選択肢1はb・d、選択肢3はa・b・d、選択肢4はa・c・d、選択肢5はb・cの正誤が合いません。a・bが正しく、c・dが誤りとなるのは2です。

よくある誤解

  • 「目が覚めた後は薬の作用が切れている」と考えがちですが、注意力や判断力の低下などが残ることがあります。
  • 「妊娠中の寝つきの悪さにも使える」と考えるのは誤りです。妊娠に伴う睡眠障害は、睡眠改善薬の適用対象ではありません。
  • 「小児なら量を減らせば使える」と考えるのも誤りです。この問題では、特に15歳未満の小児には使用を避ける点が問われています。

補足コラム

睡眠改善薬は、一時的な睡眠障害の緩和に用いるものです。慢性的な不眠症状がある人や、医療機関で不眠症の診断を受けている人を対象とするものではありません。抗ヒスタミン成分は、脳で覚醒の維持に関わるヒスタミンの働きを抑えることで、眠気を促します。

FAQ

抗ヒスタミン成分を含むほかの薬でも、眠気に注意が必要ですか?
はい。抗ヒスタミン成分を含む医薬品では、眠気が現れることがあります。使用上の注意を確認してください。
翌日に眠気やだるさが残った場合、運転してもよいですか?
手引きでは、眠気やだるさなどの症状が消失するまで、車の運転など危険を伴う機械の操作を避けるとされています。

関連キーワード: 睡眠改善薬、抗ヒスタミン成分、一時的な睡眠障害、翌日の眠気、15歳未満の小児
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