戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2021年 中国・四国 問95


問題文

禁煙及び禁煙補助剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 禁煙を達成するには、ニコチン置換療法が有効とされている。 b 禁煙補助剤は、咀嚼剤のみである。 c うつ病と診断されたことのある人は、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることがあるため、禁煙補助剤の使用を避ける必要がある。 d 禁煙補助剤の使用中の喫煙は、問題ないとされている。

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、c)
5:(c、d)

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禁煙補助剤とニコチン置換療法【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:禁煙補助剤には咀嚼剤とパッチ製剤があり、ニコチン置換療法は禁煙に有効とされます。
正しい組合せは2(a、c)です。aは正しく、cも手引きに記載された使用上の注意に合っています。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の「禁煙補助剤」です。

解法ステップ

  1. aの「ニコチン置換療法が有効」は、禁煙達成への方法として認められているかを確認します。
  2. bの「咀嚼剤のみ」は、禁煙補助剤の剤形が一つだけだと断定している点に注目します。
  3. cは、うつ病と診断されたことのある人への注意として手引きに記載されています。
  4. dの「喫煙は問題ない」は、ニコチンの摂取方法を喫煙以外に替えるという療法の考え方と合うかを確認します。aとcを含み、bとdを含まない組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

記述a:正しいです。
禁煙を達成するには、本人の禁煙の意思に加えて、ニコチン離脱症状(ニコチンが減ったときに起こるイライラ感など)を軽減するニコチン置換療法が有効とされています。ニコチンの摂取方法を喫煙以外に替え、摂取量を徐々に減らしていく方法です。
記述b:誤りです。
×「咀嚼剤のみ」→ ○「咀嚼剤とパッチ製剤」
咀嚼剤は、噛むことで口腔内にニコチンを放出するタイプです。もう一つは、皮膚に貼ってニコチンを吸収させるパッチ製剤です。「のみ」と限定しているため誤りです。
記述c:正しいです。
うつ病と診断されたことのある人は、禁煙時の離脱症状により、うつ症状が悪化することがあるため、禁煙補助剤の使用を避ける必要があります。
記述d:誤りです。
ニコチン置換療法は、ニコチンの摂取方法を喫煙以外に替え、摂取量を徐々に減らして最終的にゼロにする方法です。そのため、禁煙補助剤を使用しながら喫煙しても問題ない、とはいえません。
選択肢の組合せ
  • 1(a、b):aは正しいですが、bが誤りです。また、正しいcを含みません。
  • 3(a、d):aは正しいですが、dが誤りです。また、正しいcを含みません。
  • 4(b、c):cは正しいですが、bが誤りです。また、正しいaを含みません。
  • 5(c、d):cは正しいですが、dが誤りです。また、正しいaを含みません。

よくある誤解

  • 「咀嚼剤のみ」のように、剤形を一つに限定する表現に注意します。禁煙補助剤には、咀嚼剤とパッチ製剤があります。
  • ニコチン置換療法は、ニコチンを含む医薬品を使えば喫煙を続けてもよい、という意味ではありません。喫煙以外の方法に替えて、ニコチン摂取量を減らす考え方です。
  • うつ病の既往がある人への注意は、禁煙時の離脱症状によるうつ症状の悪化と結び付けて覚えます。

補足コラム

禁煙補助剤は、ニコチンを有効成分とする医薬品です。剤形とニコチンの吸収経路を整理しておきましょう。
剤形使用方法ニコチンの吸収
咀嚼剤(そしゃくざい)噛んで使用します口腔粘膜から吸収されます
パッチ製剤皮膚に貼付します皮膚を通して吸収されます

FAQ

Q. ニコチン置換療法は、本人の禁煙の意思がなくても有効ですか?
A. 手引きでは、禁煙達成には本人の禁煙の意思に加えて、ニコチン置換療法が有効とされています。療法だけで禁煙できるという説明ではありません。

関連キーワード: 禁煙補助剤、ニコチン置換療法、ニコチン離脱症状、咀嚼剤、パッチ製剤
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