登録販売者 2021年 奈良・関西広域連合・福井 問111
問題文
医薬品副作用被害救済制度における給付のうち、請求期限のないものの組合せを一つ選べ。
a 遺族年金
b 障害児養育年金
c 障害年金
d 遺族一時金
選択肢
1:(a、c)
2:(a、d)
3:(b、c)(正解)
4:(b、d)
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医薬品副作用被害救済制度の請求期限【登録販売者解説】
正解の理由
障害年金・障害児養育年金は請求期限なし、遺族年金・遺族一時金には期限があります。
3の組合せは(b、c)です。bの障害児養育年金とcの障害年金は、どちらも請求期限がありません。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(平成30年3月)』第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「医薬品副作用被害救済制度の給付と請求期限」です。
解法ステップ
- 給付名に「障害」がある2つ、障害児養育年金と障害年金に注目します。
- 手引きでは、この2つはどちらも請求期限なしです。
- 遺族年金と遺族一時金には請求期限があるため、含まれない組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
記述ごとの確認
-
a 遺族年金:対象外
請求期限は、原則として死亡のときから5年以内です。遺族年金を受けられる先順位者が死亡した場合は、その死亡のときから2年以内とされています。 -
b 障害児養育年金:対象になる
副作用により一定程度の障害がある18歳未満の人を養育する人に給付されます。請求期限はありません。 -
c 障害年金:対象になる
副作用により一定程度の障害がある18歳以上の人に給付されます。請求期限はありません。 -
d 遺族一時金:対象外
生計維持者以外の人が副作用により死亡した場合などに遺族へ給付されます。請求期限は遺族年金と同じです。
組合せの確認
- (a、c)は、請求期限のあるaを含み、対象となるbを含まないため誤りです。
- (a、d)は、a・dの両方に請求期限があり、対象となるb・cを含まないため誤りです。
- (b、d)は、対象となるbを含みますが、請求期限のあるdを含み、対象となるcを含まないため誤りです。
- (b、c)は、請求期限のない2つの給付を組み合わせています。
よくある誤解
- 「障害児養育年金」と「障害年金」は名前が似ていますが、対象は異なります。障害児養育年金は障害のある18歳未満の人を養育する人への給付、障害年金は障害のある18歳以上の人への給付です。
- 「年金」という名称だけで判断しないようにしましょう。遺族年金には請求期限がありますが、障害年金には請求期限がありません。
補足コラム
医療費の請求期限は、医療費の支払いが行われたときから5年以内です。医療手当は、請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内です。給付ごとに期限の起算点も異なるため、給付名と期限をセットで覚えましょう。
FAQ
Q. 請求期限がない給付は、障害年金だけですか?
A. いいえ。障害児養育年金にも請求期限はありません。この問題では、2つを組み合わせて選びます。
A. いいえ。障害児養育年金にも請求期限はありません。この問題では、2つを組み合わせて選びます。
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