登録販売者 2021年 奈良・関西広域連合・福井 問114
問題文
医薬品の適正使用のための啓発活動に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 薬物乱用防止を推進するため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
b 毎年10月17日~23日を「薬と健康の週間」として、医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させるための、広報活動やイベント等が実施されている。
c 医薬品の適正使用の重要性に関する啓発は、必ずしも理解力が十分とはいえない小中学生には積極的にすべきではない。
d 登録販売者は、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための活動に積極的に参加、協力することが期待されている。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正(正解)
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:正
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適正使用の啓発活動【登録販売者解説】
正解の理由
「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動は6月20日~7月19日、『薬と健康の週間』は10月17日~23日、小中学生への啓発も重要です。」
2が正しい組合せです。a・b・dは正しく、cは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「医薬品の適正使用のための啓発活動」です。
解法ステップ
- aの「6月20日~7月19日」と「ダメ。ゼッタイ。」の組合せを確認します。
- bは「10月17日~23日」と「薬と健康の週間」が対応しているかを見ます。
- cの「小中学生には積極的にすべきではない」という否定表現に注目します。
- dの登録販売者に期待される役割が、啓発活動への参加・協力かを確認します。
選択肢別の誤答解説
- a:正しいです。 薬物乱用防止を推進するため、毎年6月20日~7月19日に「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されます。
- b:正しいです。 毎年10月17日~23日は「薬と健康の週間」です。医薬品の特質や使用・取扱いについて正しい知識を広めるため、広報活動やイベントなどが行われます。
- c:誤りです。
× 小中学生には積極的に啓発すべきではない
→ ○ 小中学生のうちからの啓発が重要
青少年は薬物乱用の危険性について理解が十分でない場合があり、身近な薬を興味本位で乱用することもあります。そのため、早い段階からの啓発が大切です。 - d:正しいです。 登録販売者は、適切なセルフメディケーションの普及や医薬品の適正使用を進めるため、啓発活動に積極的に参加・協力することが期待されています。
各選択肢の組合せを照らすと、1はc・d、3はb・c、4はa・c、5はcの正誤が異なります。a・b・dが正しく、cが誤りとなる組合せは2です。
よくある誤解
- 「薬と健康の週間」を1か月間と取り違えないようにします。期間は10月17日から23日までの1週間です。
- cの「積極的にすべきではない」は、啓発を控えるという内容です。手引きでは、小中学生のうちからの啓発が重要とされています。
- 「薬物乱用」の話題を違法薬物だけに限らないこともポイントです。一般用医薬品の乱用も起こり得ます。
補足コラム
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を進めるための活動です。一方、「薬と健康の週間」は、医薬品の正しい知識を生活者に広める活動です。目的と期間をセットで覚えると、入れ替え問題に対応しやすくなります。
FAQ
一般用医薬品も、薬物乱用の対象になることがありますか?
はい。一般用医薬品でも、定められた用量を超えて使うなど、不適正な使用によって乱用につながることがあります。
はい。一般用医薬品でも、定められた用量を超えて使うなど、不適正な使用によって乱用につながることがあります。
セルフメディケーションの啓発は、登録販売者だけが担うのですか?
いいえ。手引きでは、登録販売者は薬剤師とともに一般用医薬品の販売などに従事する医薬関係者として、活動への参加・協力が期待されています。
いいえ。手引きでは、登録販売者は薬剤師とともに一般用医薬品の販売などに従事する医薬関係者として、活動への参加・協力が期待されています。
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