登録販売者 2021年 奈良・関西広域連合・福井 問84
問題文
毒薬又は劇薬に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 業務上劇薬を取り扱う者は、劇薬を他の物と区別して貯蔵、陳列し、その場所については、かぎを施さなければならない。
b 毒薬の直接の容器又は被包に、黒地に白枠、白字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない。
c 店舗管理者が薬剤師以外である場合、店舗販売業者は、劇薬を開封して販売することはできない。
d 毒薬又は劇薬を一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、譲り受ける者に、品名、数量、譲渡年月日が記入され、署名された文書を交付しなければならない。
選択肢
1:a:正、b:正、c:誤、d:正
2:a:正、b:正、c:誤、d:誤
3:a:誤、b:正、c:正、d:誤(正解)
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
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毒薬・劇薬の取扱規制【登録販売者解説】
正解の理由
毒薬と劇薬は、どちらも他の物と区別して保管しますが、鍵をかけるのは毒薬です。
3が正しい組合せです。aは誤り、bは正しく、cは正しく、dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第4章の「毒薬・劇薬」の項目です。
解法ステップ
- 「かぎを施す」の対象を確認します。毒薬か、劇薬かが見分けどころです。
- 容器の表示は、毒薬が「黒地に白枠、白字」、劇薬が「白地に赤枠、赤字」と整理します。
- 開封販売の条件は、「店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者」が例外になる点を確認します。
- 譲渡手続では、文書を交付する側ではなく、誰が誰から文書を受け取るのかを見ます。
選択肢別の誤答解説
-
a 誤り
×(劇薬を保管する場所に鍵)→ ○(毒薬を保管・陳列する場所に鍵)
毒薬と劇薬は、どちらも他の物と区別して貯蔵・陳列します。ただし、鍵をかけることが定められているのは、毒薬を貯蔵・陳列する場所です。 -
b 正しい
毒薬の直接の容器または被包には、黒地に白枠、白字で、品名と「毒」の文字を表示します。劇薬の表示と混同しないようにしましょう。 -
c 正しい
店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者などを除き、販売業者は封を開いて毒薬・劇薬を販売できません。そのため、店舗管理者が薬剤師以外である店舗販売業者は、開封販売できないという記述は正しいです。 -
d 誤り
×(譲り受ける者に文書を交付する)→ ○(譲り受ける者から文書の交付を受ける)
販売・譲渡する側は、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名・住所・職業などが記入された文書を、譲り受ける者から受け取ります。問題文は文書の交付方向が逆で、必要事項も一部省かれています。
よくある誤解
- 毒薬も劇薬も、保管場所に鍵をかけると覚えてしまう誤りです。区別して保管するのは両方ですが、鍵が必要なのは毒薬です。
- 「文書を交付する」と書いてあれば正しいと思い込む誤りです。誰が誰に渡す文書なのかまで確認しましょう。
- 劇薬の表示を毒薬の表示と取り違える誤りです。毒薬は黒地、劇薬は白地が目印です。
補足コラム
表示は「毒=黒地に白枠・白字」「劇=白地に赤枠・赤字」です。保管では、毒薬・劇薬ともに他の物と区別しますが、鍵をかけるのは毒薬だけです。表示と保管のルールを分けて覚えると混同しにくくなります。
FAQ
Q. 毒薬・劇薬の譲渡手続で、文書に署名するのは誰ですか?
A. 譲り受ける者です。文書には必要事項を記載し、譲り受ける者の署名または記名押印が必要です。
A. 譲り受ける者です。文書には必要事項を記載し、譲り受ける者の署名または記名押印が必要です。
Q. 毒薬と劇薬は、どちらも開封して販売できないのですか?
A. 店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者などには例外があります。問題では、例外となる販売業者の条件が問われることがあります。
A. 店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者などには例外があります。問題では、例外となる販売業者の条件が問われることがあります。
関連キーワード: 毒薬、劇薬、貯蔵・陳列、容器表示、開封販売、譲渡手続

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